前回は「fit」ファイルの読み込みと簡単なグラフ(横軸=時間)の作成を行いました。今回は読み込んだデータを少しアレンジしたグラフの作成を行いたいと思います。
グラフとして、横軸が時間でも視覚化としては問題がない場合も多いのですが、公道を走っている場合、信号などのいろんなシチュエーションで止まったり、速度が意図せず変化することもありますので、他のファクターでグラフ化した方がイメージしやすい場合もあります。今回は横軸を距離でグラフ化してみました。といっても、コード的には特に難しいことはなく、下記コードでX 軸にデータフレームからの「dinstance」の値を設定し、ax.plotにX軸も記載することでOKです。
以上のコードでグラフ化したのが、下記のグラフになります。
前回のグラフ(参考 下記)と比べて、形状が対称形できれいにとなっているのがわかるかと思います。同じ坂を登って、下っているので本来は坂の形としては対称の形状となるはずですが、横軸を時間にすると、坂の上りに時間がかかり、下りは時間がかからないので、いびつな形となってしまっていました。
以上、今回はX軸に時間以外のものを設定したグラフを作成してみました。
次回はY軸を他のパラメーターにしたグラフの作成について、紹介したいと思います。