前回の記事で、坂の平均勾配と勾配のばらつきを示す標準偏差の算出について紹介しました。今回は前回のコードで得られたデータをもとに、坂の各斜度ごとの距離のグラフ化を行ってみます。坂の斜度がゆるいところの距離が長ければ、斜度のきつい区間が一部あったとしても坂全体として比較的のぼりやすいかな?というイメージがわくかと思います。以下のコードでは前回までのコードで得られたSumdist(各斜度ごとの距離)を縦軸にして、棒グラフ(ax.bar)を作成しています。
作成したグラフは以下のようになります(横軸:斜度、縦軸:距離)。それぞれの斜度の長さが視覚的にイメージしやすいのではないでしょうか。
坂の様子はGPSのデータである程度確認はできるかと思いますが、斜度別でのイメージはし難い部分ともあるかと思います。今回の記事が参考になればと思います。
次回はこれまで算出してきたデータの別の図の表記について紹介したいと思います。