引き続きPsi4の計算実施用アプリについて紹介したいと思います。
Tkinterの設定部分の続きになります。
計算の条件のオプション(スレッド数、メモリ、電荷、多重度)の設定ですが、この部分は入力値が必要な部分ですので、TKinterのEntryを使って設定しています。入力値は整数値ですのでtk.IntValで設定し、またそれぞれ一般的に使う初期値をvalue値で設定しています。
続いて、保存用のアウトプットファイルの設定ですがこちらも入力値となるのでTkinterのEntryを使って設定しています。
こちらはテキスト入力値となるで、tk.StringVar()としています。
最後に計算の実行部分と中止部分の設定を行っています。こちらはtt.Buttonを使い、Buttonを押すことでそれぞれの関数(calc_run, scry_finish)が動作するように設定しています。
以上、今回はTkinterの入力部の続きについて紹介してきました。次回は実際のアプリの入力の様子の説明を行いたいと思います。