あるケミストの独り言(winchemwinの日記)

ケミスト(化学者)の視点で、面白そうな情報(シミュレーション関係など)を発信

Pythonの活用例について(fit ファイルの利用  その4:Cateye社 AvventuraのデータからーSeabornでのグラフ化)

 

 これまでは解析したデータのグラフ作成について、Pyhton ライブラリーのmatpoltlibを用いて行ってきました。より綺麗にまたっ複雑なグラフの作成、描画が可能なライブラリーとして、seaborn がよく知られています。今回はseaborn ライブラリーを利用した描画結果について簡単に紹介したいと思います。seaborn ライブラリーについては、デフォルトでは入っていないことが多いですが、pip コマンド等でインストール可能です。インストール後、以前に紹介した各種ライブラリーのインストールのコマンドにseaborn の記述を加える(import の一番下の行)ことでseaborn のライブラリーが使用可能となります。

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seaborn ライブラリーの利用

 インポートしたseaborn のライブラリーですが、いろんなスタイルを設定できるのですが、今回は比較的見栄えのするdarkgridを設定しました。seaborn の利用の詳細については、下記の他の方の記事などを参照してもらえればと思います。

 

https://blog.amedama.jp/entry/seaborn-plot

 

 前回まで紹介したグラフを同様に作成した結果は以下のようになりました。

 単純なグラフなのであまり変わった感じはしないかもしれませんが、少しスタイリッシュなグラフになった気がするのは私だけでしょうか。

 

 

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距離/時間のグラフ

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標高/距離のグラフ

  次回以降はグラフ作成についてはmatplotlibとseabornを活用して作成したものを中心に紹介してゆきたいと思います。